А1は学習スタート地点。キリル文字が読め、基本的なあいさつや自己紹介ができるレベルです。文法は現在形・名詞の格変化の初歩・数字程度。日常の最もシンプルな表現に限られます。
目安学習時間:毎日1〜2時間で約2〜3ヶ月。
А2は旅行や日常の場面でなんとかやり取りができるレベルです。格変化(6格)の基本、過去形・未来形、不完了体/完了体の初歩を学びます。ロシア語最大の壁「格変化」が本格的に始まるのがここです。
目安学習時間:А1から+3〜4ヶ月。
В1は「サバイバル」から「コミュニケーション」への転換点。仕事・趣味・ニュースなどについて話せるようになります。アスペクト(完了体/不完了体)の使い分けがここで本格的な壁になります。
目安学習時間:ゼロから約1〜1.5年(集中学習の場合)。
В2になるとネイティブとの会話が自然に近くなります。語彙と文法の運用力が問われ、文体(書き言葉/話し言葉)の使い分けも意識が必要です。映画やドラマをほぼ字幕なしで楽しめるようになります。
目安学習時間:ゼロから2〜3年(集中学習)。
С1はロシアでの就労・学術研究に十分なレベルです。ニュアンスや文化的含意を理解しながら話し、複雑な文章を書けます。ここまで来ると「できない」ことより「できること」の方が多くなります。
目安学習時間:ゼロから4〜6年(現実的な目標)。
С2は事実上ネイティブと同等の運用力です。ユーモア・皮肉・文化的ニュアンスを即座に理解し、どんな状況でも適切に表現できます。外国語学習者がここに到達するのは稀で、長年のイマージョンが必要です。
ТРКИ対応:ТРКИ-4(четвёртый уровень)。「外国語としてのロシア語」の最高認定。